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ホルスターの種類

2012年10月18日 レプマート- ミリタリー雑学

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ホルスターの種類

ホルスターと、その種類

ピストルの持ち運びに使用するホルスターは、一般的にピストルを収納することでキズから保護、落とさないようにしっかりと銃を保持し、かつ、素早く容易に銃の出し入れができるよう、様々な要素を考慮し設計されます。

ホルスターは、ほとんどの場合、腰回りの外部、またはパンツの内部、腰の後ろ、足首、脇、太ももなど、銃に容易にアクセスできる位置に装備するのが一般的。

その他にも、タクティカルジャケット、ベストの内ポケットに取り付けるタイプや、ファニーパックのように、ホルスターがウエストバッグの中にあるタイプも存在します。

ホルスターの種類

ホルスターは使用用途により4つのカテゴリに分けることができます。

■制服を着た保安官が使用するデューティーホルスター

デューティホルスターは、制服を着た警官など、法執行官が使用、人目から銃を隠さず、公然と持ち歩けるので、秘匿性は問題にする必要はありません。

銃を持っていることを隠さなくてよい分、外観の良いホルスターが多くみられます。

デューティベルトに取り付けられるようにデューティホルスターは設計されており、プラスチックを含むすべての素材が使用できます。

■軍関係者が戦地で使用するタクティカルホルスター

タクティカルホルスターは、通常ナイロンやプラスチックで作られ、ホルスターを着用する兵士の制服に合うようにカモフラージュパターンを持つタイプもある。

タクティカルホルスターには、太ももに取り付けて持ち運ぶドロップレッグタイプが多くあり、激しい戦闘にも落とすことが無いよう、ほぼ全てに保持装置持っている。

フラップの付いたホルスターは、銃器の保護には最も適したデザインですが、リリースに時間がかかるため、現在はタクティカル用途では使われなくなっている。

■法執行機関の職員が着用する、コンシールメントホルスター

コンシールメントホルスターは銃を隠し持てるように、軽量でコンパクト、さらに目立たないように設計され、隠し持つことが容易な、コンパクトなピストル用に作られることが多い。

代表的なコンシールメントホルスターは、スーツやジャケットの下で、脇に隠し持つためのショルダーホルスターや、足首に巻きつけて持ち運び、パンツの裾でかくして携帯できるアンクルホルスターなどがあります。

コンシールメントホルスターは使用者の体近くに位置する場合が多いので、身体に接触する部分の面積を広く取って圧力を分散し、皮膚への負担を極力少なくする設計になっています。

またユーザーの汗から拳銃を保護することも考慮し、さらに拳銃の輪郭が衣類を通して分からないように、ホルスターの外側を広く取っています。

■スポーツを楽しむ一般人が使用するシューティングスポーツや狩猟につかうスポーティングホルスター

ファストドローシューティングに適した設計のホルスターで、IPSC、ピンシューティングなどに使用されます。

カウボーイアクションシューティングで使用される昔ながらのホルスターや、拳銃での狩猟に使用されるホルスター、アウトドアでのプリンキングで拳銃を保持するために使用される単純なホルスターなど。

スポーツシューティングで拳銃は、防衛目的のために銃を使用する訳ではないため、ドローの早い遅いは、考慮する必要はありません。

セキュリティレベル

ロックが無く、銃を容易に抜き差しできることは、ホルスターにとって重要な要素ですが、ロック機構がないホルスターは抜き差しが容易な反面、セキュリティ面で問題も多く、逆に言えば他者から銃を奪われたりするリスクが高まる可能性も否めません。

最近は、接近戦で敵に自分の身に着けているホルスターから銃を抜かれない為、セキュリティの高さ(保持レベル)を、レベルⅠ、レベルII、レベルIIIなどの基準を設け表示したホルスターもあります。

そのため、ピストルをどのような状況で使用するか想定した上で、十分考慮し、適したセキュリティレベルのホルスターを選択しなければなりません。

しかし、セキュリティレベルの高いホルスターから銃を抜くためには、ロック解除ボタンを押したり、銃を固定しているストラップや、フードガードを外したりする手間が増えるので、素早く銃を取り出すためには相応の訓練が必要です。

銃への素早いアクセスと、セキュリティとの適切なバランスを選択することが、戦闘での生死を分ける重要なファクターと言えるでしょう。

ホルスターの素材

ホルスターにピストルを片手で差し込むためには、内部の空間が崩れないように、その形状を保持できる適度に硬くないとホルスターに適した素材とは言えません。

それに加え、ピストル発砲後の熱に耐える事も重要な要素ですので、ホルスターに適した素材は、自ずと限られてきます。

中でも、西部開拓時代から使われてきた牛革は、成型のしやすさと、耐熱性、高級感のある仕上がりから、いまだ人気のあるホルスターの素材です。

レザーホルスターは、とても魅力的な外観を持っており、精巧なデザインをエンボス加工することが可能、その上、様々な色に染色することもできます。

また、軍事向けのタクティカルホルスターに使用される素材は、一般的にプラスチックやナイロン素材を用い、水や汚れに弱いレザーは使用しません。

その他の素材で代表的なナイロン製のホルスターは、バリスティックナイロンなどのナイロン繊維を織ったホルスター素材を使用し、耐水性にすぐれ、比較的弾力に富み、厚みを持たせる事ができるので、銃の保護に適しています。

プラスチックを成型したホルスターは、低コストかつ堅牢、水や汚れに強いことが特徴、カイデックスやポリマー樹脂などがあり、タクティカルホルスターに多く剛性の高い素材です。

代表的なホルスターメーカー

ブラックホーク 炭素繊維強化樹脂を使用し、接近戦でも安心の保持レベルの高いCQCシリーズを販売。

フォーブス カイデックスと比べて、耐熱強度が高いRX-18ポリマーを用いた製品を開発。

5.11タクティカル ブレードテックと共同開発したOEM製品のホルスターを販売。

ビアンキ 従来のレザー製品の立体成型技術をナイロン実現、フィット感と強靭さもつホルスター。

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