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銃弾のアレコレ

2015年3月7日 Lewis1988 銃のはなし

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いろいろな種類の銃を見てみると、その銃が使う弾の話が、必然的に出てきます。

しかし、銃に詳しくない人にとっては、「マグナム」だとか、「9ミリ弾」なんて単語を聞いただけでは、それが一体どんなものなのか、想像もつかないと思います。

そこで、銃弾の基本的な構造や、その種類について、まとめてみました。

銃弾の基本的な構造

時代とともに様々に形を変える銃器ですが、「火薬の力によって、金属の塊を飛ばす装置」としての基本的な構造は、実は火縄銃の時代から基本的に変わっていません。

By: Ken

では何が変わったのかといえば、恐らく一番変わったのが「弾薬」というものの登場です。

乱暴な言い方をすれば、「弾薬」とは、それまでの銃における「銃身以外の発射機能の全部」を極限まで小型化、一体化したものです。

銃弾を構成する基本的なパーツは、まず実際に飛んでいく「弾頭」と、それを飛ばすための火薬(「装薬」、「発射薬」とも言います)、そしてそれを収めるケースである「薬きょう」(映画などの発砲シーンで、銃の側面から吐き出されている小さな金属の筒が、これです)と、発火装置に当たる「プライマー」の四つです。

薬きょうの中には、火薬と弾頭以外に、底の部分に、プライマーが取り付けられています。

このプライマーを強く叩く(プライマーを叩く部分を、「ファイアリングピン」、「撃針」などとよびます)ことで、火薬が発火し、弾頭が発射されるのです。

「弾薬」の登場によって、銃は劇的な変化を遂げました。

それまでは、一発撃つごとに、火薬と銃弾をいちいち詰め直さなければいけなかったのに対し、「弾薬」を使えば、一発撃った後は、使い終わった薬きょうを取り出して、新しい弾薬を込めるだけで、すぐに発射できるようになり、連射が可能になりました。

また、弾薬の規格を統一することで、いろいろな銃で弾薬を共有することができる他、大量生産も可能なので、結果的に一発あたりの値段を下げることもできました。

「弾薬」の発明は、まさに現代の銃にとっては、なくてはならいものだったのです。

使う銃器による区別

~拳銃弾、ライフル弾、散弾~

弾薬の分別の仕方は様々ですが、一番わかりやすいのが、「使われる銃器」による区別です。

具体的には、拳銃やサブマシンガンなどで使われる小型の「拳銃弾」、ライフルやマシンガンなどで使う、細長くて大型の「ライフル弾」、そしてショットガン専用の「散弾」の三つです。
(例外的なものとして、「グレネード弾」がありますが、あれはどちらかというと「砲弾」ないし「爆弾」というべきものなので、割愛します)

「拳銃弾」は、小型の拳銃で扱うことを前提とするので、全体に小型です。

また、短い銃身で加速しなければならないので、燃焼速度の速い火薬を使います。

そのため、大量の火薬を使うライフル弾と比べて、どうしても速度や射程が劣るので、弾頭部分を重くすることで、威力の低下を防いでいます。

一般に、ライフルよりも拳銃のほうが、口径(この場合、「弾頭の直径」のこと)が大きいのは、このためです。

よく耳にするのは、「9ミリパラベラム弾」、「.45口径弾」(直径、約11.43ミリ)などでしょう。

これに対してライフル弾は、大型の弾薬です。

弾頭は、飛翔中の安定性や貫通力を考慮して、細長く円すい状になっています。

長い銃身で、燃焼速度の遅い火薬を大量に使って加速するため、発射時の速度は音速を超えるほどです。
(遠距離からの射撃だと、弾頭が発射音を追い越してしまうので、「着弾の後に発射音がする」という状態になります)

By: J R

拳銃弾と比べても威力、命中精度も高いですが、拳銃弾と比べて火薬の量が多いことから、反動も大きく、その点で扱いにくさが残ります。

世界的には、NATO標準弾である「5.56ミリ弾」や「7.62ミリ弾」、東側諸国では、「7.62ミリ弾」や「5.45ミリ弾」などがポピュラーです。

また、世界最長の狙撃記録を持つ「12.7ミリ弾」という大型の弾薬もあります(対物狙撃銃や、重機関銃用の弾薬です)

「散弾」は、一つの薬きょうの中に、球状の弾頭(「ペレット」といいます)が複数詰まっています。

散弾の場合、薬きょうの中に詰められた弾頭の数によって区分するのが一つの方法です。

具体的には、鳥などを撃つための「バードショット」(一発あたり、数百のペレットが入っている)、鹿などを撃つための「バックショット」(一発あたり、6~9発のペレット)、そしてペレットではなく、一発の大きな弾を打ち出す「スラッグ弾」(猪などを撃つためのもの)などです。

軍用には、バックショットがポピュラーなようです。

また、ショットガンはこれ以外に、ゴム弾や催涙弾などの特殊な弾薬を扱うことができ、特殊用途の弾薬を含めると、その種類は膨大になります。

火薬による区別

~強装弾、弱装弾、短小弾~

弾薬の進化とは、基本的には「威力」と、「扱いやすさ」のせめぎあいでした。

銃弾の威力は、基本的に「弾頭の重さ」と、「弾頭の発射速度」の両者が大きければ大きいほど上がります。

By: Wetsun

そこで、発射速度の向上を狙って、火薬の量を増やした「強装弾」が生まれました。

一般にも有名な「マグナム弾」なども、「強装弾」中にふくまれます(「マグナム」とは、増量用の酒瓶を意味する英語でしたが、そこから転じて「火薬を増量した弾薬」の名前として使われるようになりました)。

しかし、火薬の量が増えると、銃身にかかる負担が増えるので、強装弾を撃つには、専用の頑丈な銃身を持った銃でなければなりません。

また、反動も大きくなり、特に連射すると反動で狙いがまともにつけられない、といったことも起こります。

これとは逆に、反動の軽減や命中精度の向上を図って火薬の量を減らしたのが、「弱装弾」です。

火薬の減らし方によって、「短小弾」(薬きょうを短くして、火薬の量を減らした弾薬のこと)などが存在します。

ただし、火薬を減らせば当然に射程や威力が劣ることになります。

また、弱装弾を撃つことを想定していない銃の場合は、弾頭を発射できるだけの速度を発生させられず、弾づまりを起こしてしまうこともあります。

弾頭による区別

~フルメタルジャケット、ダムダム弾やホローポイント弾、中空弾など~

弾薬の威力向上のために、大きく進化してきたのが、弾頭で、マスケット銃の時代から、弾頭は加工のしやすさから鉛で作られていました。

ところが、鉛の弾頭は扱う兵士や、撃たれた兵士が鉛中毒になる危険が高いことから、現在では鉛を、別の金属で覆うのが一般的です(通常、真鍮を使います)。

このように弾芯(弾頭の中心部分)を別の金属で覆った弾薬が、映画の題名にもなった「フルメタルジャケット弾」です。

鉛中毒を防ぐ以外にも、貫通力が上がるというメリットがあります。

ところで、相手に与えるダメージを最大にするためには、実は弾頭が貫通させず、弾頭自体が命中した物の中で変形させるのが理想です。

そこで、この現象を故意に起こすために、弾頭をすり鉢状にしたのが「ダムダム弾」です。

これは、「相手に不要の苦痛を与える武器」として国際条約で禁止されていますが、同様の原理の「ホローポイント弾」が、現在も使われています。

しかし、こうした弾頭は防弾装備を貫通することができないので、軍用ではあまり使われません。

代わりに、貫通させることが許されない、警察活動や狩猟などで使われています。

また、弾頭を変形させないまでも、命中したものの中で回転させることでダメージを拡大させることを目的として、わざと弾頭の中に中空を作り重心をずらしたのが、「中空弾」というものもあります。

銃の威力は、基本的に弾薬の威力に依存しています。

単に銃自体の性能を理解しても、弾薬のことを理解していないと、その銃の本当の威力は、わからないものです。

また弾薬の用途を知ることで、それを使う銃の使い方を理解することもできます。

弾薬についての知識を広げることで、銃の、新しい面を見ることができるかもしれません。

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