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開発者のアイデアが光る非致死性兵器(その4)

2015年1月7日 タカユキ765 ミリタリーコラム

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アクティブ・ディナイアル・システムとは

アクティブ・ディナイアル・システムとは、音響兵器と違い、音ではなく、電磁波で相手に熱を感じさせ、行動不能にする兵器になります。

電磁波と聞くと人体に影響があるように感じるかもしれませんが、この兵器の照射を受けた人物は、熱を肌に感じこそすれ実際に火傷することはありません。

あくまで熱を感じさせるだけで殺傷能力は皆無というのが、アクティブ・ディナイアル・システムの最大の特徴です。

攻撃に使用する電磁波の周波数は95GHzと大変高いのですが、この高い周波数のために電磁波は皮膚の奥まで浸透しません。

それでいて、照射された人物には体を焼かれているような錯覚を与えることができます。

通称ADSと呼ばれるこの兵器は、現段階の性能で1Km先の目標まで効果を発揮できるとされていますが、実戦での実力は未知数です。

というのも、ADSは短期間のみ、アフガニスタンに配備されたことはあったものの、作戦で使われたわけではないので、どの程度実戦で使える兵器なのかはわかっていないのです。

このように開発途上にあるADSですが、殺傷能力がないことから軍事目的だけでなく、建物の警備や検問などでの活躍が期待されています。

ここまでにご紹介した非致死性兵器意外にも、軍事戦略には殺傷を目的としない兵器がいくつか使用されています。

たとえば、停電爆弾は炭素繊維で作られたワイヤーを撒き散らし、敵軍の電気施設をショートさせることで一時的に電気的な設備を機能しないようにする兵器です。

このほかにも、非常に摩擦係数の低い液体を地面に撒くことで、敵の行動を阻止する機動阻止システムなどが実戦で活躍しています。機動阻止システムで巻かれる液体は氷の表面よりも摩擦係数が低いので、歩行はおろか車両もその上をまともに通過することはできません。

このほかにも、くしゃみや咳、嘔吐などを引き起こし、相手を戦闘不能にする嘔吐材など、さまざまなアイデアを活かした非致死性兵器が戦場で活躍しています。

以上、この記事では致死性のない軍事兵器をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。こうした兵器はミサイルや爆弾などの致死性の高い兵器と並行して研究開発されています。どの兵器もユニークなアイデアから生まれたものであり、開発者の創意工夫が感じられるものといえるでしょう。

紛争を解決するためには、強力な殺傷能力を持つ兵器が必要となることもあります。

しかし、その一方で人体を傷つけずに紛争を解決するためのアイデアも、日々生み出されているのです。

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